安心して利用できるインターネット
SERVICE
オンライン上での安全な環境を提供するために私たちがどのように取り組んでいるかを詳しく紹介しています。インターネット詐欺からユーザーを保護したり、地方でキャリアを築きたい若者やクリエイティブな活動をするクリエイターを支援したりといった独自のサービスを展開しています。インターネットの可能性を最大限に引き出しながら、そのリスクからお客様を守ります。
保護者の皆様を対象としたセミナーを開催いたします!
__そんな不安を抱えていらっしゃる保護者の皆様に、SNSやインターネット利用の際に知っておきたいリスクをお伝えします。
講演後には質問や相談の対応もさせていただきますので、お気軽にお越しください。
ご利用の流れ
SNSトラブルの主な原因
現代の子供たちにとってSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は日常生活の一部となっており、友達とのコミュニケーションや情報共有の手段として広く利用されています。しかし、この便利なツールが原因や要因となってトラブルに巻き込まれることも少なくありません。ここでは、SNSトラブルの主な原因や要因について詳しく解説します。
1. 個人情報の漏洩
SNSにおけるトラブルの代表的な原因の一つが、個人情報の漏洩です。子供たちは無意識のうちに住所や電話番号、通っている学校の情報などを投稿してしまうことがあります。これが要因となって、ストーカーや詐欺師などの犯罪者に目をつけられるリスクが高まります。また、特定の場所にいることを示す投稿(位置情報のタグ付け)も危険です。親としては、子供たちに個人情報を絶対に公開しないように教えることが重要です。
2. サイバーいじめ
サイバーいじめは、SNS上でのトラブルの中でも特に深刻な問題です。匿名性が高いSNSでは、悪意のあるコメントや嫌がらせが容易に行われるため、それが要因となって被害者が精神的に大きなダメージを受けることがあります。特に、学校や友達グループ内でのいじめがSNSに波及するケースが多く見られます。親は子供がサイバーいじめの被害に遭っていないか、定期的に確認することが大切です。
3. フィッシング詐欺
フィッシング詐欺もSNSトラブルの一因となっています。子供たちは偽のメッセージやリンクをクリックしてしまい、個人情報やクレジットカード情報を騙し取られる危険性があります。フィッシング詐欺は巧妙に仕組まれているため、大人でも騙されることがあるほどです。子供たちには、不審なメッセージやリンクを開かないように教育することが重要です。
4. 過度な自己表現
SNSでは自己表現が容易である反面、過度な自己表現がトラブルを招くことがあります。特に、若者は注目を集めたいという欲求から、過激な写真や動画を投稿することがあります。これが原因で学校や家庭での問題が発生したり、後々の進学や就職に悪影響を及ぼしたりすることも考えられます。親は子供たちに対して、SNS上での発言や投稿には責任が伴うことを教える必要があります。
5. デジタル依存症
SNSに依存することで、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。長時間スマートフォンやタブレットを使用することにより、勉強や睡眠の妨げとなり、健康に悪影響を与えることがあります。デジタル依存症は特に中高生に多く見られる問題であり、親は適切な使用時間を設定し、子供たちと一緒にルールを決めることが大切です。
SNSトラブルを回避するためのチェック項目
SNSトラブルを未然に防ぐためには、子供たちに対して適切な教育と指導が必要です。以下に、SNSトラブルを回避するためのチェック項目を紹介します。親御さんはこれらのポイントを参考にして、子供たちが安全にSNSを利用できるようサポートしましょう。
1. プライバシー設定を確認する
SNSのプライバシー設定を確認し、見知らぬ人が子供の情報にアクセスできないようにすることが重要です。設定が公開になっている場合、友達のみに限定するよう変更しましょう。また、位置情報の共有をオフにすることも大切です。
2. パスワードの管理
強力なパスワードを設定し、定期的に変更する習慣をつけましょう。同じパスワードを複数のサイトで使い回さないように指導することも必要です。また、パスワードを他人と共有しないように教えましょう。
3. フィッシング詐欺への注意
不審なメッセージやリンクには注意を払うよう子供たちに教育しましょう。公式アカウントからの連絡であっても、リンクをクリックする前にその信憑性を確認することが重要です。
4. サイバーいじめに対する対策
サイバーいじめに遭った場合は、証拠を保存し、すぐに親や教師に相談するように教えましょう。また、他人を傷つけるようなコメントやメッセージを送らないように指導することも大切です。
5. 適切なSNSの利用時間を設定する
SNSの利用時間を制限し、他の活動(勉強、運動、家族との時間など)とのバランスを取ることが重要です。親は子供と一緒に利用時間を決め、ルールを守るようにしましょう。
6. 個人情報の取り扱いに注意する
子供たちに対して、SNS上で個人情報を公開しないように指導しましょう。特に、住所や電話番号、学校名などの情報は絶対に公開しないことを強調しましょう。
7. 公開範囲を確認する
投稿する前に、その内容が誰に見られるかを確認するように教えましょう。特に公開範囲が広がると、予期せぬ人々に見られるリスクが高まります。
8. 健康への影響を考慮する
長時間のSNS利用は、健康に悪影響を及ぼすことがあります。親は子供たちが適切な休憩を取り、十分な睡眠を確保できるようにサポートしましょう。もし健康に悪影響がでそうだったら、必ず身近な人に相談するように、声かけをする必要があります。
9. オンラインでの礼儀を守る
SNS上でも実生活と同様に礼儀を守ることが重要です。相手を尊重し、思いやりのあるコミュニケーションを心がけるよう教えましょう。
中学生が利用しているSNSについて
中学生が利用しているSNSには、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokなどがあります。それぞれのSNSには独自の特徴があり、適切に利用することで友人とのコミュニケーションや情報収集に役立てることができます。以下に、これらのSNSの特徴について詳しく説明します。
1. X(旧Twitter)
Xは、短文投稿を中心としたSNSです。ユーザーは140文字以内のツイートを投稿し、フォロワーと情報を共有します。リアルタイムで情報を発信できるため、ニュースやトレンドをすぐに知ることができます。中学生にとっては、友達との気軽なコミュニケーション手段として利用されていますが、匿名性が高いため、サイバーいじめや誤情報の拡散に注意が必要です。
2. Instagram
Instagramは、写真や動画を共有するSNSです。ビジュアルコンテンツを中心に、友達やフォロワーと交流することができます。中学生に人気がある理由の一つは、視覚的に魅力的な投稿が多く、自己表現の場として最適だからです。ただし、過度な自己表現や他人との比較により、自己肯定感が低下するリスクがあります。
3. TikTok
TikTokは、短い動画を投稿するSNSです。ユーザーは音楽やエフェクトを使ってクリエイティブな動画を作成し、共有します。中学生にとっては、楽しみながら自己表現をする場として非常に人気があります。しかし、公開範囲が広いため、不適切なコメントやトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
特に近頃の中学生は、InstagramとTikTokの使用率がとても高いので、その2つのSNSの利用方法について注意する必要があります。
中学生のSNSトラブル
サイバーいじめ:SNS上での悪意あるコメントや嫌がらせが原因で、精神的に傷つくケースが多いです。
個人情報の漏洩:住所や電話番号、通っている学校などの個人情報を不用意に公開してしまうことがあり、これがストーカーや詐欺などの犯罪に繋がることがあります。
フィッシング詐欺:不審なリンクやメッセージに騙されて、個人情報やクレジットカード情報を盗まれるリスクがあります。
不適切なコンテンツの投稿:過激な写真や動画を投稿してしまうことで、学校や家庭で問題が発生することがあります。また、将来的な進学や就職に悪影響を及ぼす可能性もあります。
デジタル依存症:長時間のSNS利用により、勉強や睡眠の妨げとなり、健康に悪影響を与えることがあります。
誤情報の拡散:真偽の分からない情報を拡散してしまうことで、混乱や誤解を招くことがあります。
何かトラブルが合った場合は、すぐ身近な人に相談するように声かけをすることが大切です。